溝渕 正季(Masaki Mizobuchi, Ph.D.)

  名古屋商科大学大学院マネジメント研究科・准教授                 〒470-0193 
  1984年3月16日 香川県生まれ                         愛知県日進市米野木町三ヶ峯4-4
  博士(地域研究、上智大学)                            Tel: 0561-73-2111
  専門:中東地域研究、国際政治学、比較政治学、軍事・国際安全保障論         Mail: mizobuchi [at] nucba.ac.jp


   CV(2018年3月16日)    名古屋商科大学教員紹介    Researchmap

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新刊本の紹介

『中東・イスラーム世界の歴史・宗教・政治:多様なアプローチが織りなす地域研究の現在』(明石書店、2018年2月)


355099.jpgインターネットの普及により中東地域の情報も飛躍的に増加したものの、たとえ公式見解であっても現実とは異なる場合も少なくない。市井の人々の「下から目線」から現場の多様性を捉えることによって、イスラーム世界の様々な実像を描き出そうとする論文集。髙岡豊(中東調査会)・白谷望(上智大学)・溝渕正季(名古屋商科大学)編著。溝渕は第14章「『ポスト・イスラーム主義』論再考:イスラーム主義は本当に『失敗』したのか?」を担当。



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『中東・イスラーム研究概説――政治学・経済学・社会学・地域研究のテーマと理論』(明石書店、2017年3月)


285085.jpg現代の中東・イスラーム地域にかかわる問題を分析・理解するための総合的な研究案内。思想的・歴史的視点に基づく地域研究的考察とともに、政治学における民主化や権威主義、国際政治、社会運動理論など社会科学的アプローチからの研究課題と理論を紹介する。私市正年(上智大学)・浜中新吾(龍谷大学)・横田貴之(明治大学)編著。溝渕は第I部第6章「中東研究と国際政治の理論」、第III部第1章「社会運動理論」、第V部第3章「レバノン」を担当。



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『中東とISの地政学――イスラーム、アメリカ、ロシアから読む21世紀』(朝日新聞出版、2017年2月)


91dKFlIt22L.jpg混乱を極める中東はどこへ向かうのか。IS(イスラーム国)のテロはいつ終わるのか―。内戦あるいは戦争が続くシリア、イラク、リビア、イエメン。テロの脅威に晒されるトルコ。岐路に立つ欧州。トランプ大統領誕生後、先行きの見えぬアメリカ。プーチンとロシアのしたたかな思惑。イラン、イスラエル、サウディアラビアの不穏な関係。グローバルに拡大する難民etc.。中東発の世界危機は深刻化し、がんじがらめの嵌合状態になっている。本書は「明治大学国際総合研究所」の研究を貴重な資料写真を交えて書籍化。多士済々の著者が、地政学の視点から、複雑に変容する国際情勢をあざやかに解き明かす。山内昌之(東京大学名誉教授、明治大学特任教授)編著。溝渕は第3章「米国:オバマ政権の『対テロ戦争』と『IS』」(59-78頁)を担当。



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『中東の新たな秩序(グローバル・サウスはいま 3)』(ミネルヴァ書房、2016年5月)


51BqzSW966L._SX346_BO1,204,203,200_.jpg中東地域は変容した。湾岸戦争とイラク戦争、中東和平の進展と膠着、「アラブの春」と「イスラム国」の発生、アラビア半島諸国の勃興——20世紀末から現在に至る動きは、中東地域・アラブ諸国内部の対立やパワーシフトを白日の下に晒し、ここに新たな地域秩序が生まれつつあることを示した。こうした流れを踏まえつつ、本書は中東各国の「今」を見つめながら、新たな中東を多角的に読み解いてゆく。松尾昌樹(宇都宮大学)・岡野内正(法政大学)・吉川卓郎(立命館アジア太平洋大学)編著。溝渕は第1章「冷戦後の国際政治と中東地域の構造変容:アメリカの対中東政策を中心に」(17~40頁)を担当。



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『ヒズブッラー――抵抗と革命の思想』(現代思潮新社、2015年4月)


81HIdSDEPDL.jpgイスラームをテロと結びつけ、「テロ撲滅」と称して戦争を仕掛ける世界の「抑圧勢力」に抗して全世界の被抑圧者の解放を呼びかける。ヒズブッラーとは、アラビア語で「神の党」を意味し、クルアーンの章句「神の党こそ勝利するものである」に由来する。自爆攻撃を「殉教作戦」としてイスラーム的に最初に理論化し戦術的に確立した組織がヒズブッラーであった。国家の転覆ではなく、政党として民主政治に参加することを通じて政府の内側から変革を迫る世界に類を見ない「武装政党」。その抵抗と革命の思想がいま明らかになる。髙岡豊(公益財団法人中東調査会・上席研究員)との共訳・解説。



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『現代中東の国家・権力・政治』 (明石書店、2015年2月)


81+dAPjvMgL.jpg中東地域に近代国家がどのように成立したのか、国家建設後に政治体制がいかに定着していったのかを構造的に論考する。中東政治のダイナミズムを、ポスト・コロニアルな社会に共通する現象として、国際的な比較研究の俎上にのせた中東政治学・政治史の名著。山尾大(九州大学・准教授)との共訳。
原著は Roger Owen, State, Power and Politics in the Making of the Modern Middle East, 3rd ed. (Routledge, 2004)。 RoutledgeのHP



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